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自己分析 の内容を構造的に職歴書・志望動機書に落とし込むにはどのようにしたらよいか:①なぜその業界・職種なのか(Why)1/2

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自己分析 で洗い出した要素を書類に落とし込む際、それらを第三者でも理解できる内容に表現する必要があります。

それは言葉遣いだったり、内容に緩急をつけたりすることを意味しますが、最も重要なことは構造的に整理して書くということです。

構造的に表現することで、他の人があなたの書類を見たときにきちんと順序だててストーリを理解することができ、あなたの伝えたいことや意図が正確に伝わるからです。

この構造化は、面接の段階でも活きてきますので、ぜひ書類作成の際にも強く意識したいポイントです。

この記事では全5つのポイントの内、1つ目のポイントについてご紹介したいと思います。

本記事の信頼性

たか

この記事を書いている私は、

  • 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施
  • SNSを通じてES・履歴書・職歴書・志望動機書に関するキャリアサポートを実施(20名以上)
  • ドイツ勤務、外資系メーカーへの転職を経て、現在は外資系コンサルティングファームでビジネスコンサルタント職に従事

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ポイント①:なぜその業界・職種なのか(Why)

キャリアアップや転職を考えている方なら、働きたい業界や企業、職種があるはずです。

なぜそこで働きたいのか、その熱意を冷静に伝えましょう。

重要なのは以下3つのポイントです。

顧客貢献志向

当然、「~がやりたい」「~ができるようになりたい」という熱意はアピールするべきですが、自分本位な姿勢だけでは企業側にとってあなたを採用するメリットがまだ見えにくい状態です。

そこで、顧客や組織、社会への貢献志向をきちんと伝えることが重要になってきます。

企業たるもの顧客からお金を頂いて売り上げを立てています。

顧客へどのような貢献をしたいかを語るようにしましょう。

その業界・企業である必然性

様々な業界・企業が存在する中で、あなたはその業界・企業を自ら選んで志望しています。

あなたの実現したいことが、希望業界・職種でなくても叶うのであれば、わざわざその業界・企業で働く必要性も薄れてしまいます。

希望業界・職種である必然性を語ることで納得感を醸成しましょう。

実体験

ネットでは様々な業界情報が溢れています。

デスクトップリサーチとしてこれらを参照する必要性はありますが、どこかに書いてありそうな「今後の業界トレンド」や「誰かのES抜粋」を知ったように語っても響きませんし、それは誰でも言えてしまう内容です。

リアルな実体験起因で自身を語ることで相手は容易に否定することができなくなり、納得感醸成に繋がります。

上記を踏まえ、現職でXXに取り組む中で、より顧客志向を持つようになった結果として、こんな課題を感じるようになり、それが解決できるのはA業界であるという流れがベターです。

よって、以下の要素を書面に落とし込むことは控えたほうが良いです。

  • 社会貢献 ※極論、どの仕事も巡りめぐって社会には貢献するので差別化できない
  • 自己成長 ※どの仕事でも叶えることができ、顧客志向が薄い
    ⇒自己成長の結果、それが顧客、社会のために〇〇の点で活きてくる、といった書き方は良いです
  • 現職ネガティブ ※不満があったらすぐ辞めると思われてしまう

大枠としての考え方をご紹介いたしました。

次回は、今回ご紹介したポイントをもとにより具体的かつロジカルにストラクチャーを構築する考え方についてご紹介させて頂きます。

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