そのようなお悩みにお応えします。
こんな方におすすめ
- 休職中
- 休職を考えている
- 周りに求職している人がいる
ポイント
復職時にはきちんとステップを踏んで段階的に心と身体を慣らして
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、
- 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施
- SNSを通じてES・履歴書・職歴書・志望動機書に関するキャリアサポートを実施
- 国家資格キャリアコンサルタント合格(オールA評価)
- ドイツ勤務、外資系メーカーへの転職を経て、現在は外資系コンサルティングファームでビジネスコンサルタント職に従事
(本ページは一部プロモーションが含まれています)
休職から復帰までのステップ
休職中はできるだけ仕事のことは何も考えず、しっかり休むことが最も重要です。
とはいえ、どうしても同僚や上司への申し訳なさを感じることはあります。
筆者もそうでした。
しかし、仕事は組織で行うものですから、自分一人が抜けたくらいで仕事が回らなくなることはほとんどありません。
また休職は誰にでも起こり得る事象であり、お互い様等の側面もあります。
復職までの4ステップ
- 心療内科医面談
- リハビリ
- 休職に至った原因分析と対策防止策検討
- 産業医面談
そうですよね。
筆者が実際にお医者さんから言われたアドバイスは、「予定をなるべく埋めて、何もしない時間を作らないようにするのも手である」ということです。
どうしても時間があると仕事のことを考えがちです。
そこで、休職中の状態を少し忙しくします。
お医者さんが挙げていた例として、休職のタイミングでヨガを始める女性が大きくことがあります。
平日ヨガの教室に通い予定を埋めることで可ならだと心を休めることに注力するのです。
心療内科医面談
最終的な復帰可否は産業医が決めますが、その前に心療内科のお医者さんに復帰ができそうか判断してもらいます。
筆者のケース、以下の内容を聞かれました。
- 現在の体調
- 休職期間中の行動
- 不眠や頭痛などの症状有無
- 職場環境の改善が見込めるか
- 本人が復帰できると考えているか
患者との会話を通じて問題なさそうであれば、お医者さんから復帰okの判断をしてもらいます。
【退職代行ガーディアン】リハビリ
会社にもよるかと思いますが、リハビリを実施する場合もあります。
具体的には住居から職場まで出勤し、職場近隣の図書館などで仕事に関係のある作業を行うのです。
朝の起床時間調整や出勤時の満員電車への慣れ、頭脳負荷耐性などを鍛えます。
筆者のケース、復帰前の1週間、このリハビリを行いました。
リハビリ期間中は土日も含めて1週間の行動実績を時間ごとにまとめました。
この行動実績はのちに産業医へ提出し、問題なく通勤ができそうか判断する際の材料となります。
休職に至った原因分析と対策防止策検討
また、休職に至った原因とそれに対する打ち手を検討します。
発生した事象から、その原因を深ぼっていきます。
当時筆者が産業医に言われたことは、休職直後に行うと業務のことがフラッシュバックして辛い思いをする可能性があるので、ある程度回復してから取り組むといったことです。
確かに、原因分析を行う際はその状況をありありと思い出すことが必要ですので、心と身体の状態が安定していない場合は強い負荷となるので避けるべきです。
最後にそれらを今後発生させないために必要な対策を考えます。
休職に対する再発防止はこちらのサイトのように専門家の意見も参考に、必要に応じて心理学の観点なども盛り込むと効果的と言われています。
産業医面談
産業医面談ではリハビリの様子を記した行動実績と自身で考えた原因分析&対策案をもとに、本人が復帰できそうか判断が下されます。
筆者の場合、休職期間はリハビリも含めておよそ3週間でした。
通常休職してから3週間で復帰するのは異例の速さであり、統計上は再発のリスクが高い事を産業医から告げられました。
もともと産業医、及び心療内科医からはとりあえず1ヶ月のお休みと告げられていたのですが、思いの外順調に回復したため、3週間の休暇後に復帰に踏み切りました。
当時は有給残数や周りの評価をまだ気にして復帰を急いでしまいましたが、今思えば必要であればもっと休んでも良かった気がします。
産業医からは、心の病はそう簡単に治るものではないので甘く見ずに、ゆっくり復職しなければならない事をアドバイスいただきました。
そんなわけで、筆者のケースは就労規制が入り少なくとも1ヶ月は残業してはならないこととなりました。
まとめ:復職はマイペースでよい
休職が続くと「果たして元の生活に戻れるのだろうか」と不安になる瞬間が多々あると思います。
きちんと休息する事で元の生活に戻ることは可能ですし、なんなら元の生活に戻る必要もありません。
職場を変えることも視野に入れて良いと筆者は考えるからです。
とはいえ、転職などで職場環境が変わる新たなストレスが加わることも考えられますので、できれば慣れている環境で負荷軽く徐々に復帰していくことが一般的です。
この最重要なのが「徐々に」という点です。
先ほど述べた通り心の病は簡単には治らないとの産業医アドバイスもありましたが、油断は禁物です。
最初は自分に少し甘いくらいで良いので、マイペースに復職されることを推奨します。
あなたの代わりに仕事をする人は会社にいますが、あなたの家族にとってあなたの代わりをできる人はいません。
仕事だけがキャリアではないことも念頭に、ぜひご自身、ご自身の家族を最優先に服飾を推進いただければと思います。