Resume キャリアアップ

転職活動に重要な 履歴書 ・職歴書…なのにサポート体制が十分でない現実

eye-catch-image

本記事は 履歴書 ・職歴書の重要性に関するものです。

転職したことがある人。

これから転職を考えている人。

既に社会人スタートしている人。

これらの人たちは、定期的にキャリアの棚卸を実施しておくとよいと思います。

キャリアの棚卸をすることで、自身の市場価値を再認識できたり、自身が今後どのようなキャリアを歩んでいきたいのか、整理することが可能だからです。

私も半年に1度のペースでキャリアの棚卸をし、 履歴書 ・職責書をアップデートしています。

本記事の信頼性

たか

この記事を書いている私は、

  • 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施
  • SNSを通じてES・履歴書・職歴書・志望動機書に関するキャリアサポートを実施(20名以上)
  • ドイツ勤務、外資系メーカーへの転職を経て、現在は外資系コンサルティングファームでビジネスコンサルタント職に従事

これまでの当社サービス利用者様からいただいた声(抜粋)はこちらをご覧ください。

(本ページは一部プロモーションが含まれています)

無料で活用できるキャリア診断やキャリアコーチに関するサービスについてこちらで紹介しています。

良かったら覗いてみてください。

転職の流れ

転職の流れをおさらいしておきましょう。

私はこれまで2回転職を実施していますが、いずれも転職活動は以下の流れで進みました。

  1. 転職エージェントに登録
  2. エージェントと面談
  3. 求人紹介
  4. 書類選考
  5. 面接(複数回)
  6. 内定

私の経験では、面接回数にもよりますが、上記1から6のステップが早くて1週間、長くて3、4か月で流れていくイメージです。

ただし、ステップ1の前に重大なタスクがあります。

それは、キャリア実績棚卸しや キャリア プラン策定等の自己分析です。

これらは数日で成し遂げられるようなものではなく、書類選考や面接で勝てる内容に仕上げるには少なくとも3か月は要する認識です。

自分のことなのに思うように書けない

私がキャリア棚卸を本格的に始めたのは、社会人4年目の時でした。

当時、海外の大学院進学を目的に英文レジュメを作成していました。

経営学修士であるMBA進学を考えていたため、受験時のキャリア棚卸しはマストでした。

この時私は、日本人とアメリカ人のキャリアカウンセラーにお世話になりました。

その道のプロのサポートを得てしても、英文レジュメの完成には4か月程かかりました。

何度も何度も「もっと具体的に」と指摘を受け、その度にもう1段階、2段間、自分のことについて深掘りをしました。

また、 履歴書 ・職歴書記載には客観的な視点も求められます。

自分のことなのでつい主観で語りがちですが、面接官に理解してもらえる、もっと言うと高く評価してもらえる書き方をしないと、書類の通過率は上がりません。

よって、数字で語ることできる要素は数字で語ります。

また、その組織の中で自身の役割は何なのか。

どのような課題があって、何をどのように自分で工夫し成功に結び付けたのか。

それが、志望する企業でどのように活かされるのか。

など、事実から一貫性を持ったストーリーを作る必要があります。

作成過程での学びは別途共有させて頂きますが、私の場合、ここでみっちり棚卸しを行ったことで、今後のキャリアップ時に活用できる、自己理解の強固な土台を作れたことが非常に幸運でした。

履歴書 ・職歴書の重要性を示す出来事

履歴書 ・職歴書を作りこんでいて人生が変わった出来事があるので、お話しさせて頂きます。

その後様々なご縁があったことから、私はMBA進学を延期し、某外資企業(仮名:A社)へ転職をしました。

A社入社から数年経ち、MBA進学のため退職をした時のお話です。

A社を退職する際、当時私を採用下さった上司が最後に大切な事実を教えてくれました。

「あなたの採用はレジュメを受け取った時から決めていた。」

実は、私がA社に書類提出をした時には既に1名最終面接を終えており、最終判断中、ほぼほぼその方で決まりの状態だったようです。

そこに転職エージェントから私のレジュメがA社に送付され、急遽面接が設定されたのです。

今思い返せば、A社の部長がわざわざ私がアクセスしやすい場所まで赴いて下さいました。

また、通常2回だった面接は1回で終了し、内定も面接翌日に頂きました。

書類提出から実に1週間の出来事であり、転職エージェントも実例がないと言っていたことを覚えています。

意思決定が速い社風であったことに加え、何より一緒に働きたいと思う方々にぜひ来てほしいと言っていただけたことが決め手となり、私はMBA進学を数年遅らせ、A社への転職を決意しました。

裏話として、「レジュメが出来すぎているのではったりかとも思ったが、面接できちんと会話ができていたので採用に踏み切った」とも言われました。

ここでお伝えしたいのは、 履歴書 ・職歴書がもつパワーと重要性です。

履歴書 ・職歴書の添削は転職エージェントに頼めば良い...本当?

これほどまでに重要な 履歴書 ・職歴書ですが、いざ転職エージェントのやり取りを始めると、選考スケジュールの調整や、面接対策などで書類作成に割ける時間は、思ったほど多くはありません。

また、私の経験では、転職エージェントも細かくは指摘をくれないことが多いです。

2回の転職を通じて20社以上に 履歴書 の添削を依頼しましたが、自己分析含めまともに書類添削していただいたのは1社のみです。

他のエージェントは、 履歴書 ・職歴書の内容は問題はないのでこのまま書類審査に応募するよう勧めてきたり、気になるところがあれば、 履歴書 ・職歴書の書き方に関する資料紹介にとどまり、これを参照に書類を作成してくださいと連絡が来るのみです。

でも本当に重要で大変なのは、自分オリジナルの書類を作りこむことであり、そのために必要な自己理解であったり将来の目標定めだったりします。

ここのサポートを私はしたいと考えています。

履歴書 ・職歴書が変われば人生が変わる。

書類通過で伸び悩んでいる方々とともに伴奏し、100%の実力が出せる様サポートさせて頂きたいと考えています。

-Resume, キャリアアップ