そんなお悩みにお応えします。
ポイント
「偏愛マップ」という好きなものを1枚にまとめるツールがあります。これが思いのほか、他の人と打ち解ける際に効果絶大です。
本記事の内容
- 偏愛マップについて
- 偏愛マップの作り方
- 偏愛マップの活用方法(例)
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、
- 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施
- SNSを通じてES・履歴書・職歴書・志望動機書に関するキャリアサポートを実施
- ドイツ勤務、外資系メーカーへの転職を経て、現在は外資系コンサルティングファームでビジネスコンサルタント職に従事
(本ページは一部プロモーションが含まれています)
偏愛マップとは
ズバリ、あなたの好きのものを書きまとめたものです。
ジャンルは問いません。
文字でも絵でも良く、その表現方法は自由です。
偏愛マップの活用例
偏愛マップは作成するときに自分が好きだったものやことを思い出すので、改めて自分を理解することにつながります。
思いの外、紙を好きなことで埋めるのは大変です。
また、偏愛マップは作成したものを他の人と共有することでその効力を発揮します。
お互いに作成した偏愛マップを交換することで、自己紹介がすごく盛り上がります。
好きなものについて語るとき、人はとても楽しい感情になります。
以前参加したワークショップで偏愛マップを活用して自己紹介をチームで実施したところ、思わぬ共通点が見つかったり、誰かがちょっと絵がうまかったり等で非常に盛り上がり、その後のワークショップがとてもうまくいったのを覚えています。
人によって絵が多かったり、文字だけで構造的にまとめていたり、偏愛マップの作り方ひとつとってもその人の個性が現れます。
作る方も見る方も楽しみながらお互いを知ることができるので、アイスブレイクにはぴったりだと思います。
人は共通項が見つかると距離を縮めやすくなるといいます。
例えば、初対面の人でも地元が同じであれば自然と意気投合できる、なんてことがありますよね。
偏愛マップでは好きなことを書き出してお互い見比べることで、何かしらの共通項を見つける機会が生まれます。
全く同じものがなくても近しい内容なものがあったり、相手の偏愛マップを見て「そうそう、私もこれが好きだった!」なんて思い出すこともあります。
偏愛マップの作り方
作り方と言っても、特にルールはありません。
簡単な流れ
- 紙の中央に名前を書く(必要に応じて似顔絵も)
- 好きなことを幅広く書き出す
細かいことは気にせず、思いついたことをただひたすら書いていくのです。
思いつかなければ思いつく分だけでもok。
楽しんでやることが大切です。
イラストを描きたいけれどイメージが思い浮かばない場合は、ネットで調べるのも良いですね。
また、「偏愛」と言うくらいですから、可能であれば好きなことについて具体的に書いた方が、より自己理解、他己理解が進みます。
ネット以外で他の方の事例を参考したい場合は、次の書籍も有効です。
まとめ方のアイディアを得ることができます。
偏愛マップを作ってみた感想
気づいたら1時間ちょっと掛かっていました。
好きなことを紙一面に書くことは思いの外簡単ではありませんでした。
また、筆者はイラストで偏愛マップを書いていたので、イラストで描きにくいもの(例えば好きな色)は紙に落とし込めなかったので、文字だけでもokとすれば良かったなと思います。
まとめ:偏愛マップで心理的ハードルを下げる
偏愛マップでは、好きなことを「話す」のではなく「書き出す」ことが最初の一歩なので、自己開示のハードルが下がります。
初めましての人に好きなことを話すのは、どこかしらぎこちなくなりがちですが、紙に書き出すときに向き合っているのは「自分」です。
よって、相手の反応を毎回確認せずに、自分が好きなことを主体的に整理することができます。
さらに、他の人の偏愛マップ見るときは可視化された情報を取りに行くので、会話の中ででてくるよりも理解しやすいです。
また偏愛マップにイラストがあれば、より記憶に残りやすいですよね。
自己理解と他己理解の両方に活用できる偏愛マップ。
特に初めての人同士で何か協力してワークをする際に、はじめのアイスプレイクとして有効ではないかなと思います。
是非お試しあれ!