コーチング

CTIコーチング体験会レポート – 実体験で学んだコーチングの魅力

こんにちはアセントキャリア代表のたかです。

コーチングに興味があり、資格取得を考えている方へ。

今回は、私が体験したCTI(The Coaches Training Institute)のコーチ・トレーニング体験会についてご紹介します。

参加して感じたリアルな学びと気づき、そしてその魅力について詳しくお伝えします。

こんな方におすすめ

  • コーチングに興味があるが、まだ実際に体験したことがない人
  • CTIのコーチング資格取得を検討している人
  • キャリアコンサルタントやコーチングのスキルを身に付けたいプロフェッショナル

本記事の信頼性

たか

この記事を書いている私は、

  • 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施
  • SNSを通じてES・履歴書・職歴書・志望動機書に関するキャリアサポートを実施(合計120名以上)
  • 大学でキャリア構築に関する講義を実施
  • ドイツ勤務、外資系メーカーへの転職を経て、現在は外資系コンサルティングファームでビジネスコンサルタント職に従事

(本ページは一部プロモーションが含まれています)

筆者のキャリアサポートを受けて転職を成功した方からいただいた声をこちらにまとめています!

CTI体験会に参加してみた!

3連休中日、五反田で開催されました。

ビルの3階に上がると、受付にはエネルギーで溢れるオーラを放つトレーナーの方が。

その瞬間から、今日は絶対楽しい、と直感しました。

名前を伝え受付を済ませると、呼んで欲しい名前を書いて首からぶら下げるようにと案内されました。

名札を首から下げつつワークを行う部屋に入ると、弧を描くように椅子が15席ほど並べられていました。

荷物を指定場所に置き、並べられた椅子に座ります。

しばらくすると、これまたエネルギーを放ちながら2人のコーチが入ってきました。

コーチが集まり出した参加者に積極的に話しかけることで、会場の空気がガラッと柔らかくなりました。

最初の問い「人生で成し遂げたいことは?」

開始時間になると、2人のコーチが自己紹介を始めます。

2人ともとても明るくそして優秀なご経歴を持たれていました。

体験型コーチングということで、その後はいきなりワーク。

しかも、とても大きな問いについて参加者と話すようにと案内されます。

人生で成し遂げたいことはなんですか?

かなり大きな問いですよね。

2人二組になって、お互いに質問・回答し合う。

そして終わったら手を挙げて、同じように手を上げているペアのうち1人と入れ替わり、また同じ質問・回答をお互いに実施する。

短い間でしたが、話す回数を増やすと自分のやりたいことの解像度が少し上がるのを感じました。

なにより、言葉に出すことで「なんか、できそう」と思うことができました。

みなさん色々な夢があるんだな、とも思いました。

聞き応えのある自己紹介

席に戻ると参加者の自己紹介。

すでに先ほどのワークを通じて誰かと話す経験をしているので、話しやすい雰囲気が醸成されています。

13人ほどいた参加者がそれぞれ名前とこのコーチング体験会に参加した理由を語っていきます。

みんなそれぞれ意思を持ってこの会に参加されており、とても聞き応えのある自己紹介でした。

コーチングの基本スキルを学ぶ

ワークが終わると、今度はコーチングに必要なスキル「傾聴」についてのレクチャー。

傾聴にはレベルがあり、CTIではこのスキルを「レベル1から3」として説明しています。

傾聴のレベルについてはこちらの記事で詳しくご紹介されていますので、興味がある方はぜひ覗いてみてください。

次に「人生の輪」というシートを使い、仕事や家族、余暇などの要素に対する満足度を1から10で評価していくワークに移りました。

自分の生活を客観的に見直す貴重な機会となりました。

実際のコーチング体験:驚きの「リクエスト」手法

その後、見本という形でプロのコーチと体験会に参加した人が相談者となり10分ほどのロープレを行います。

わずか10分の中で相談者があれよあれよと変化し、最終的には具体的な策まで合意するテクニックに驚きました。

蛇足ですが、このコーチングスキルはキャリコンとして活躍する上でも大いに役立つと思います。

むしろこれを学ぶことでより相談者に価値提供できると確信しました。

私が驚いたのは「リクエスト」という手法です。

コーチから「こういうふうに行動を起こすのはどう?」と提案をします。

その提案に対して相談者はYesともNoとも返すことができます。

ただし、Noの場合は、代替案として相談者自身が次のアクションを逆提案する必要があります。

これをすることによって、相談者が自ら主体的にアクションを定義することができます。

コーチが意識を「ひと」に向けることで、相談者自らが「こと」を考え、目標達成に向けたアクションを起こすことができる。

この現象を目の当たりにした瞬間です。

いざ実践!

次はこれを用いてコーチングを実践してみます。

このとき、先ほど学んだ傾聴のレベルを意識してコーチングを行います。

2人1組になり8分×2セット、間に、やってみての感想を述べる時間がありました。

意識を「こと」ではなく「ひと」に向けることを強く意識して傾聴したことで、私の相談者役になってくださった方は「そっか...それが自分にとって幸せなことなんだ」と自ら気づいてくれました。

キャリコンでも学び実践している身ではありますが、この空間ではより深いレベルで学び、実践できているなと感じました。

各ワークの間には感想や質問を行う機会があり、モヤモヤはその都度解消されるので非常に心地よいです。

Co-activeモデルの礎

そのあとはCo-activeモデルの4つの礎が描かれたプレートを床に置き、それらをどのように感じるか考えていきます。

  1. 人は本来、創造的であり資質や人的資源に富み、欠けるところのない存在である
  2. その人すべてに焦点を当てる
  3. 今、この瞬間から創る
  4. 本質的な変化を呼び起こす

例えば、「ここは”人は本来、創造的であり資質や人的資源に富み、欠けるところのない存在である”世界です。みなさんどのように感じますか?」といった具合で、それぞれの場所を移動しながら考えを巡らせます。

その後、一番しっくりくる礎に集まり、集まった人々となぜしっくりきたのか、などについて会話します。

逆に、一番しっくりこなかった礎については、その礎が自分の中に取り込まれたらどんな世界になるか、どんなふうに感じるかについても、場所を移動して参加者同士で会話していきます。

あっという間の3時間半

最後にCTIの簡単な紹介があって、受講生どうして本日の感想について話し合います。

あっという間の3時間半でした。

この場での学びが濃すぎて、また集まった参加者に共感しすぎて思わずLINEグループを作ってしまったほどです。

その後本講座を申し込む人は申し込みに進むのですが、強制などは全くなく安心して参加することができました。

金額も金額なので即決する人は少ないですが、私含め3人ほどが申し込んでいた認識です。

時間は買うことができない。

チャンスは2度くるとは限らない。

家に帰ると金額にビビって自分の可能性を制限してしまうと感じた私は、その場で本講座を申し込むことに決めました。

私は、最後まで会場に残っていたのですが、2人のコーチとも会話をさせていただきました。

特にお一人は海外経験も豊富で所謂左脳派と呼ばれる職業をもともとされていたので、僭越ながら自身とも重ね合わせながらお話をお伺いしていました。

左脳と右脳を組み合わせたり使い分けたりすることで日々の生活から仕事まで様々な可能性が広がることを、彼女の具体的なエピソードと紐付けでお話しいただいたので、納得感を持って、今私が学ぶ必要があるなと感じた瞬間です。

来月から始まりますので、講座のでの学びは自身の振り返りも含めて文章化したいと思います。

「なにより!」自身のキャリアコーチングに即取り入れて、相談者さんの人生をより良くする力に変えていきますので、ご期待ください。

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