現代社会は急速に変化し、個々のキャリアも以前とは大きく異なります。
人々はこの変化に適応し、自己満足感を持ちながら充実したキャリアを築く必要があります。
筆者は、キャリア支援家として、皆さんが夢や目標に向かって進むお手伝いをすることを心から楽しんでいます。
このブログでは、キャリア支援の中で私が特に重要視している要素や、社会情勢の変化がどのように私たちのキャリアに影響を与えているのかについて掘り下げていきます。
そして、キャリア支援における具体的なアクションやアドバイスについてもお伝えしていきます。
コロナ禍の影響や、終身雇用からの転換、個人の自己成長への焦点移動など、今日のキャリアは以前とは異なるものになりました。
しかし、その中で私たちは自分自身を理解し、成功体験を積み重ね、納得のいく決断をし続けることが求められています。
このブログでは、キャリア支援の重要なステップを探求し、自己成長とキャリアの選択をサポートする方法を共に考えていきましょう。
一緒に、自分らしいキャリアの道を見つけ、実現していきましょう!
こんな方におすすめ
- 目標設定やライフプランニングに興味がある人
- キャリア支援を提供するプロフェッショナル
- 自己成長を望む人
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、
- 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施
- SNSを通じてES・履歴書・職歴書・志望動機書に関するキャリアサポートを実施(合計30名以上)
- 大学でキャリア構築に関する講義を実施
- ドイツ勤務、外資系メーカーへの転職を経て、現在は外資系コンサルティングファームでビジネスコンサルタント職に従事
相談者視点で参加した、ポジウィルの無料カウンセリング体験を含む、キャリア関連のおすすめの無料ツールについてはこちらでまとめています。
(本ページは一部プロモーションが含まれています)
キャリア支援で目指すもの
筆者がキャリア支援で重視していることは、「変化し続ける社会のなかで、相談者が自走し納得感のいくキャリアを構築できるようになること」です。
これを言い換えると、相談者が以下のようなことを実施できるようにサポートすることが必要と考えています。
相談者のありたい姿
- 自己理解を深める
- 意思決定における成功体験を蓄積する
- 継続して納得感のある意思決定をし続ける
社会情勢の変化
コロナの影響もあり、我々の生活はここ数年で大きく変わりました。
会社も変わりました。
これまでは終身雇用制度で、会社が個人の安定をある種保証していました。
よって、多くの人は良い会社に新卒で入社することを目指し、その1社に長く勤める傾向が強かったです。
しかし、今は、自分でキャリアを描くことが求められ始めています。
会社に保証を求めるのではなく、ライフステージやその人の持つ強みややりたいことが生かせる場で働くことが求められつつあります。
従い、転職ありきのキャリア支援ではなく、自分自身で自分がどうありたいのか考え、キャリアを選択していくマインドづくりを筆者は心がけています。
SNSの発達で情報が手に入りやすい今だからこそ、情報の海に溺れキャリアについて悩むんでしまうことも増えました。
こんな時代だからこそ、「自分としてどうしたいのか」にフォーカスして、キャリアのサポートをしていきたいのです。
ある考えによると、仕事は3つの種類に分けられると言います。
- rice work
- like work
- life work
rice work
① rice workは、生きるために仕事をする、という意味です。
生きるためだから、と歯を食いしばって仕事に向き合うケースがこれに当たります。
like work
② like workは好きなことを仕事にする、という意味です。
少し前に「好きなことで、生きていく」というYouTubeのフレーズが流行りましたが、そんなイメージに近いです。
life work
③ life workは、人生を賭けて成し遂げたいことが仕事になっているケースです。
経営者など、マネジメント層に多い考えがこちらのケースです。
会社のミッションを達成した暁には社会が変わり、それが自身のやりがい、やりたいことである。
とても素敵なことです。
日本ではほとんどの人が① rice workに当てはまると思いますが、この比率を②へ、③へと増やしていきたいと真剣に考えています。
キャリア支援に必要な行動
筆者はキャリア支援者として以下のような流れを強く意識しています。
キャリア支援に必要な4ステップ
- 傾聴
- 問いの設定
- 課題の設定
- 行動変容の促進
傾聴
相談者に徹底的に寄り添い、一つ一つの言葉に共感することで、相談者と信頼関係を気づきます。
ここで言う信頼関係とは、相談者が「この人は私の話を真剣に聞いてくれる、この人にだったら話しても良いんだ」と思える状態にすることです。
相談者を理解することで問題の特定が可能となります。
問いの設定
相談者の発言一つ一つに注意を払い、気になるポイントや抽象度の高いワーディングを確実に拾うように意識します。
この際、家庭環境や幼少期の経験を整理することで、相談者の価値観や持ち味を言語化することができます。
気になるポイントについて、例えば「先ほど〇〇さんはワクワクするとおっしゃいましたが、〇〇さんにとって”わくわく”とはどんなことですか?」など相談者の回答を深掘りします。
課題の設定
これまでの会社選びや仕事内容を棚卸します。
人生理解と合わせて行うことで、相談者の判断軸を明確にすることができます。
人生理解にはライフインチャートの作成が有効です。
また、深掘りをすることで、客観的な視点から本質的な課題を設定します。
よく、「課題と問題の違いはなんですか?」と聞かれることがあります。
ここでは以下と定義します。
問題: あるべき像が阻害されている「状態」
課題: 問題(状態)を解決すべき具体的な「要素」
例えば、キャリアに悩む人が、「会社に行きたくない」「夜眠れない」という状態を問題と呼びます。
「会社に行きたくない」という相談者の訴えに対して、支援者は面談を通じて、会社に行きたくない原因を見立てます。
面談の結果、相談者は「将来起業したいが今の仕事がその起業にどう繋がるのか道筋が見えない」ことがわかったとした場合、ただの会社に行きたくないという状態から、「起業に必要な要素・ステップがわからない」ことや「今の仕事がそれにどう繋がるのか見えていない」と言った、具体的に解決すべき要素が見えてきます。
これが課題です。
行動変容の促進
最後に、これまで明らかにした現在地から、今後目指すべきゴールを設定します。
仕事/愛情/余暇/自己投資のバランスを考えながら、3-5年後の人生設計を検討することが求められます。
ゴールまでの道筋を具体的に、支援者とともに描くことで相談者の行動を促進します。
これらを実行することで、変化に強いキャリアの実現を目指します。
まとめ: 自己成長とキャリアの新たな道
このブログを通じて、キャリア支援の重要性とその進化について探求しました。
変化し続ける社会の中で、成功と満足を追求するためには、自己理解、意思決定のスキル、そして行動への変容が不可欠です。
コロナ禍がもたらした社会情勢の変化により、個人は自身のキャリアを自ら描き、選択する必要が生じました。
終身雇用からの転換に伴い、私たちは自分自身を理解し、自己成長を重視し、自分らしいキャリアを築くためのマインドセットを養うことが求められています。
さらに、記事で説明したように、キャリア支援には傾聴、問いの設定、課題の設定、そして行動変容の促進といった重要なステップがあります。
相談者と共に歩みながら、信頼関係を築き、課題を特定し、具体的なゴールを設定することが、変化に強いキャリアの実現に繋がります。
最後に、私たちは「rice work」から「like work」や「life work」への転換を考え、個人の幸福と充実を追求することを提案しました。
キャリアは単なる生計を立てる手段ではなく、自己実現と社会への貢献の場でもあります。
新しいキャリアの旅路に立つ皆さん、これからの人生とキャリアに対する期待と希望を抱きながら、自分自身をより深く理解し、成功へのステップを踏み出してください。
あなたの成功と満足に向けて、いつもお手伝いをすることを楽しみにしています。
これからも、キャリアの変革と成長に役立つ情報を提供し続けますので、どうぞお楽しみにしていてください!