先日こちらの記事でご紹介したキャリア講義について、学生からフィードバックをいただきました。
120名以上の学生から丁寧なコメントをいただき、実にやりがいを感じました。
本当は全てのフィードバックをご紹介したいのですが、今回は一部を抜粋してご紹介したいと思います。
抜粋文の下には、筆者からコメントを入れさせていただいています。
キャリアに悩んでいる学生の方がこれらのコメントを読んで、少しでも何かに挑戦できたり、前身する事ができたら幸いです!
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、
- 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施
- SNSを通じてES・履歴書・職歴書・志望動機書に関するキャリアサポートを実施(合計20名以上)
- 大学でキャリア構築に関する講義を実施
- ドイツ勤務、外資系メーカーへの転職を経て、現在は外資系コンサルティングファームでビジネスコンサルタント職に従事
(本ページは一部プロモーションが含まれています)
講義を聞いて良かったところ
講義に参加した学生から実に多くのフィードバックをいただきました。
まずは、筆者の講義を聞いて学生の皆さんが良かったと思う点について、ご紹介したいと思います。
目的意識を持つ必要性を感じた
やりたいことを行うためにはきちんと目的意識を持って達成するためのプランを立てることが必要だと学ぶことが出来た。人生は意外と短いという言葉を聞いて本当にその通りだなと感じたし、自分もいつの間にか4年後には社会人になる歳になっていたので、自ら行動をし、たくさんのことに興味を持ってキャリアを磨いていきたいと思った。
目的を失うとやりたいことがわからなくなってしまうため、これからは常に何のためにやっているのかを頭に入れておきたい。
中にはやりたいことを何でもやってみろ!という意見もありますが、今日の講義を聞き、それでは意味がなく、ある程度の目的意識を持つべきであることがわかりました。
私は本日のTakaさんのお話のしくじった経験のお話が印象に残りました。私も実際、留学に行きたい気持ちはあるけれど、その目的は明確では無いし、アルバイトをたくさん入れてしまって、勉強する時間がない!ということになってしまっています。しかし、今日のお話を聞いて、このままだと後悔するということを実際に経験した人から聞けたことで、より良い方法を自分で考えていきたいと思いました。
自己分析の重要性を理解した
今日Takaさんのお話を聞いて、定期的に自分の失敗を含めた経験を振り返り分析することが将来の自分を助けると思いました。失敗と向き合うことは良い気持ちではないけど、Takaさんのお話であったように失敗からでしか学べないこともあるので、なぜ失敗したのか、結果どうなったのか、その失敗から何を学んだのかということを書き留めなくても、日々の生活の中で意識して行きたいと思いました。
自己解析は絶対に時間がかかるかつ正確に把握するのは難しいと感じたので就活からでいいという甘い考えはすぐに捨てた方がよいなと改めて思いました。
自分の考えを言語化することで、自分の考え方に一貫性や共通点など、あやふやに捉えていたもののシルエットがはっきりして論理的に説明できるようになる。それらは就活において非常に武器になると感じた。私はまだ1年生だが、就活を始めるまで猶予はあと2年と少しほどしかない。今からでも今日学んだことを実践していきたいと思う。
挑戦することの重要性を再認識した
失敗無くして成功なしという考えがとても心に響いた。留学や海外研修などの自分がやりたいことを挑戦せずに諦めるのはダメだと感じた。失敗してもいいし、バカにされてもいいから自分の実体験を増やし人生を豊かにしたいと考えた。
今回の授業を受けて失敗することも人生において大切であると学ぶことができた。私は今まで失敗=マイナスなイメージがあったが、失敗を重ねることで自分に足りないものがわかり、成功に近づくことができるというお話がとても心に残った。
学生時代にやるべきことのヒントを得ることができた
学生時代に何をすればよいのかといった点で、普段聞くことのできない非常に含蓄のあるお話でした。
たくさんのことに挑戦すれば、自分の得意・不得意が見えたり、将来やりたいことがはっきりして、最終的に就活に繋がってくると思うので、4年間を無駄にしないように、やりたいことや少しでも興味があることにたくさん挑戦したいです。
職業理解が進んだ
コンサルティングの仕事について業務内容を知ることで興味を持ちました。
Q&Aの質疑応答の時に他の受講生が質問していたことに対して、Takaさんが答えていた話の内容を聞いて、私自身のコンサルティングの仕事内容のイメージがガラッと変わりました。
今回のお話を伺い、事業会社の中からビジネスを動かすこととコンサルティングファームからビジネスを動かすことの違いがより明確になった。私自身の専攻分野であることもあって、キャリアでの目標が日本企業のサステナビリティ推進であるため、より多くの企業と関わることができるコンサルの方がより自分の目標には合っているのかなと感じた。
私はコンサルタントという職業に対して漠然としたイメージしか持っていなかったのですが、ひとつの質問に対してあらゆる可能性を考えて返答されているTakaさんの話しや実際の仕事に関して説明を受けていく上でコンサルティングとはどんな仕事なのかについてイメージを持つことができた。
留学をしたいと思った
留学の際は周りと比べて自分に自信がなくなり、悔しかった時、それを糧にしてより成長ができたと言うのを聞いて、より留学が楽しみになった。学生の間に、自分がしたい事自分の軸をしっかりしようと思えた。
僕は中国に4年間行ってなにも勉強せずに中国語を習得しました。やはり、現地で周りが全員英語を話していたら自然的に話せれるようになると僕は考えています。なので、諦めていた英語圏への留学をもう一度考え直したいと思いました。
いま私は2年ですが、留学へのモチベーションがうまく作れず、結果的にTOEFLのスコアが足らず、3年次の1年間留学は実現することができなくなりました。いまはさまざまな業界をみて、自分のアンテナを様々なところに向けることが大切であると思いました。留学がすべてではないですが、3年次の半年留学のチャンスはまだ残っているので、本日の講義を聞いて努力してみようとまた思えました
努力をしようと思った
私は今日のお話を聞いて素直に危機感を感じました。今一年生の一期が終わるのにも関わらずTOEFLの点数が全く足りない状況でこの方のようにものすごく努力をしないと、留学に行けないと考えると怖くなりました。そのため今回話を聞いて努力しようという気にものすごくなりました。
講義の進め方がわかりやすかった
Takaさんの話し方や講義の進め方が聞き手として聞きやすく、自分も真似したいなと感じた。
話し方や語彙力、質疑に対するアドリブ力などから、知見や思考力に富んだ方であると感じ、その姿を見て、私もより多くの書籍や経験に触れ、それらの力を伸ばしていきたいと感じました。
また僕たちへのアドバイスを重点的にしてくださり、留学時、在学中など多くの状況でのアドバイスをくださりとても良い経験になりました。
僕の質問にも的確に答えていただき、とても良いアドバイスになりました。
講義を聞いて改善が必要だと思ったところ
学生の皆さんにとって違和感を持った要素もありました。
この様な忌憚なきご意見は今後の活動を改善する上で必須なのでとても感謝しています。
私とは違う
私はこの講師の方ほどの行動力は現段階ではないので、私も見習って頑張ろうと思いました。
失敗するのが怖くて行動に移せない所があります。少しでも失敗をするとこれ以上失敗をしないように身をすぐに引いてしまいます。また諦めも早い性格で目的を立ててもすぐに辞めてしまいます。
理解できない用語があった
話の中にカタカナや専門知識が出てきて少し理解できなかったところもあったが、それを理解できないとビジネスの社会でやっていけないのかなと不安を感じた。
まとめ:それでも学生の力になりたい!
社会人として学生に対して講義を行う経験は、筆者にとって非常に貴重なものとなりました。
これまでの経験から、学生が多様な社会人と交流し、キャリアの可能性を広げる重要性を強く感じてきました。
今回の講義はまさに、その考えを具現化したものであり、120名以上の学生から寄せられた丁寧なコメントから感じるやりがいは計り知れません。
全てのフィードバックをご紹介することは難しいですが、今回は一部を抜粋して皆さんと共有したいと思います。
学生たちの熱意と関心に触れることで、私はこのような活動を続けていく価値を強く感じました。
彼らの目から見る世界やキャリアに対する悩みや希望を理解し、役立つ情報や洞察を提供できることは、私にとって大きな喜びです。
学生の皆さんだけでなく、転職を考えている方やキャリアについて迷っている方々も、どうぞお気軽にコンタクトしていただければ幸いです。
筆者はこれからも、皆さんが自信を持って新たな挑戦に踏み出せるよう、サポートし続けていきます。